シミや汚れで値段の落ちたものはチャンスと捉えるべき!
久々に(仕事で)古着屋巡りをしました。やはり1点ものが多くて、その日に購入しなければ次の日はもうないなんてドキドキ感があったりなかったり。そんでもって、たまに出会う掘り出し物はたまらない。ただ、中にはモノは良いのに汚れが酷かったりするものもあります。「この汚れさえなければ…」なんて諦めた経験ある人も多いんじゃないかな。でもその汚れを落とせればかなりお買い得なのでは?と、いうことで、今回は洗濯編
目次
古着屋は基本的に1回程度の洗濯で陳列
お店にもよるけど、基本的に古着屋では1回洗う程度だそう。毎回大量に洗濯した後に店に並べているみたいだけど、いちいち落ちていない汚れを発見したところでもう一度洗うなんてことはまずしないそうです。そんな時はタグに「シミあり」の表記をして値段を下げているのがほとんどです
3本ラインの汚れと襟&袖の皮脂汚れ(ネイビーのコーチジャケット)
こちらは1980円で売られていたアディダスのコーチジャケットです。アディダスはこの三つ葉のマークのものしか基本買わないので、なかなかこの値段でお目にかかれません。特に目立った汚れもなくタグにも注意事項は書いてありませんでした。
しかしよく見るとアディダスのシンボルである3本ラインが汚れています。白だけに汚れが目立つのは仕方なくても、これはちょっといただけない。首回りや袖口の皮脂汚れも若干気になるので、今回はそちらも出来れば落としていきたい
ウタマロと歯ブラシ
普通に洗濯機に入れても落ちないので、今回使用するのはウタマロと歯ブラシ。ウタマロは絶対的な信頼があるのでまず問題ないでしょう。
しっかり泡立ててひたすら擦ります。歯ブラシは傷防止のために柔らかめの方がいいような気がする。
襟周りや袖口もウタマロで!あとは手でウタマロを使って全体を擦りました。
見にくい&見えない汚れはオキシクリーンで!
全体をウタマロで洗浄したとはいえ、コロナ時期なだけにしっかり除菌を施しておきたい。ということで仕上げはオキシ漬け!45度のお湯にオキシクリーン、洗濯用洗剤、セスキを入れてしっかり泡立ててからそこにコーチジャケットインして放置。セスキは油汚れに最適なので、皮脂汚れにも効果あるみたい
シミあり表記の格安品(レッド×グレーのコーチジャケット)
こちらもアディダスのコーチジャケットなのですが、なんと980円!それもそのハズ、タグには「シミあり」表記がありましたから!数年前の僕ならこの表記を見ただけで完全にスルー。しかし、これまでの知識をフル活用すればきっとどんなシミだって落とせるハズ!と変な自信もあって購入
シミをチェック
袖口にちょっと目立つぐらいの大きなシミ。
左ポケット周辺にも無数のシミ。店員さんに聞いたところ、「油とかじゃないですかね?」と。そりゃわかるわけねーよな。服屋さんだもん(笑)。まぁでも、油汚れ落としなら何度かやってるしと軽い気持ちで購入
▼過去記事
【掃除】油汚れもベットリ。台所用マットを本気で掃除したら新品同様に!!
台所用洗剤をつけて歯ブラシで擦る
キュキュットを垂らして、歯ブラシで擦るだけ。油汚れであればこれで落ちるハズ
水で洗い流すと…落ちてねぇ。結果、油汚れではないことが判明しました。続いて、ウタマロで挑戦
こちらも同様に歯ブラシでシミを擦るだけ
落ちねぇ…。あれっやっちまったか?だから980円なのか?と。しかし、どうしても結びつけたくなかったシミの原因が1つだけ。それは…
血
正直言って、最初からそう思っていました。しかし、どうしても血であって欲しくなかっただけに、キュキュットやら使ってみただけ。まあ、以前やってるから落とすのは簡単なんだけど
▼過去記事
【掃除】衣類についた血液のシミは台所洗剤で超簡単に落ちる♪所要時間わずか30秒
血液落とし
使用するのは重曹とワイドハイターの2つのみ。こちらを適当に混ぜてペースト状にしてからシミに塗るような感じで。
そんで数分放置した後に擦るだけ。それでもまだ残っているなら繰り返し行う
はいキレイに落ちました。やっぱり血だったか…
わぁ〜まだ付着してるとこあったわ。なんならこれが1番濃いかも
はいこちらも簡単に血を落とすことができました。つーかこれ着てた人はヤンチャな人なの?
全体をウタマロで再度擦ります
なんか気持ち悪いのでウタマロで全体を改めて擦っています。襟や袖口の皮脂汚れもあるんで
最後はやっぱりオキシクリーン
色落ちするかは微妙だったので、とりあえずネイビーのコーチジャケットとは別にしてオキシ漬けを行いました。ネイビー同様に、洗濯用洗剤+セスキも入れています
朝起きるとビックリ。こんなに色落ちしていました。もう1つの赤×グレーは?
こっちもですね。つーか血でないよね?(笑)。2つは水でしっかり洗い流した後に洗濯機に入れていつものように洗濯を行いました。そして結果は
洗濯終了!アフターチェック
キレイな3本ラインが蘇りました!
袖口の皮脂汚れも目立ちません
袖口とポケット周辺に飛び散っていた血液もキレイさっぱり。
血液は落ちたものの、皮脂汚れは残っています。グレーだから余計に目立ちますね。これは繰り返し部分洗濯が必要。
超掘り出し物を発見!定価の1/10以下ってマジ?
実はとんでもない掘り出しものを発見!見つけたのは原宿のブランド古着屋さんで、なんとなくリュックを見ていたら目を疑う値段で売り出されていたのです。それがコチラ
DSPTCH(ディスパッチ)のリュック
▼公式サイト
https://dsptch-jp.com/
お値段はなんと3150円。はぁ?これ4万近くする商品ですが…。思わず店員さんに確認しちゃいましたよ。お店で見たところ、特に目立った汚れや傷もなく全然使えるので即購入
普通にカッコイイ。収納力も申し分なしだし、このデザインであればどんな服にも合います。あとは細かい箇所の汚れなどをチェック!
カビらしきものが若干付着
各所のベルトにもカビらしきものが付着していますが、その程度。掠れや使用感などは多少ありますが、そんなん気にしてたら中古なんて買えません。むしろこの程度で済んでいて、この値段はかなりお買い得です。
ウタマロ+オキシクリーンで洗浄
とりあえずベルト部分はウタマロで擦りました。案の定キレイに消えていきますね
汗などが染み込んでいる背中部分もウタマロで。ブラシなどを使ってしまうと引っ掛けて傷あついてしまうので手洗いです。
3コインズで購入したシリコンタワシは傷つけずに洗えるので便利でした
仕上げはやっぱりオキシ漬け。このまま2時間放置します
やはり汚れが出ますね。水の色もこんなに変わりました。水でよ〜く洗い流して今度は洗濯用洗剤でやさしく手洗いして、再度すすいで終了。陰干ししてしっかり乾かせました。
ベルトもキレイな黒に戻りました。
カビが1番付着していた箇所もご覧の通り!本当に良い買い物をさせてもらったわ!
総括
ちなみに僕自身がネットではなく実際に手にとって見たいタイプだからこそ、リュックのような出会いがあったんだと思います。だって他のリュックに埋もれていたからね。