2000円→500円!30年ぶりの裁縫でPORTERのバックパックが復活
15年ぐらい前に購入した吉田カバン「PORTER」のバックパックHEAT。ほぼ毎日のように使用していて、かなり愛用していたのですが、5年ほど前にチャックがぶっ壊れてしまいました。修理しようとお店に持っていったところ、チャック2つ修理で2万円…。あまりの高額にそのままクローゼットで5年ほど眠っていました。でも待てよ。これって自分で直せるんじゃね?と思い立って、実際に行ってみました!ちなみに僕は小学校の家庭科以来、裁縫はやっていません
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吉田カバン「PORTER」バックパック HEAT/ヒート
もうかれこれ15年前に購入したものだから、現在発売されているのとは少しモデルチェンジされてるのかな?とにかく、このバックパックは収納力も抜群だし、デザインも良くてかなり気にっています。ボディ自体もタフなので破けたりはしていないのですが、チャック部分はやはり限界が…
チャック部分が破損
前面には2つのチャックが装備されていて、1つはポケットになっていて財布やスマホなどの小物が余裕で入ります。もう1つはメインルームに直結できるチャックになっているのですが、この2つはまぁとく使うわけですよ。
1つ目の破損状況はこんな感じ。テープと呼ばれる部分が破けてしまっていてスライダーを動かすたびに引っかかる感じ
2つ目はスライダーについていた引き手がポッキリ折れてしまって全く動きません。
ペンチで引っ張ろうがびくともしないので、もはやファスナー自体を取り外すしか道はなし
okadaya(オカダヤ)でファスナーを購入
まず向かったのは新宿の生地・毛糸・手芸材料の専門店okadaya(オカダヤ)。壊れたリュックを持っていって、店員の方にいろいろと聞きながら部品を購入
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購入したものはファスナー(テープ(30センチ)✖️2、スライダー✖️2)と針で合計695円。針は店員さんが「ちょっと厚地なので、針は少し太い方がいいかも」と教えてくれたので購入しておきました。なので、ファスナーだけであれば432円(笑)
お店で店員さんに長さもしっかり測ってもらったので完璧。ピッタリの長さじゃないとダメみたい
作業開始
奥さんが小学校時代に使っていた裁縫セットを借りて作業開始。まずはぶっ壊れたファスナーを取り外していきます。これは比較的簡単でサクサク進めました
まち針の刺し方がようわからん。とりあえずピンと張ることを意識しながらいくつかぶっ差してみました(笑)そんで後は頑張って手縫いするだけ
2時間かけてようやく片方を縫うことができました。何度針を手に刺したことか…。
もう片方は1時間半で仕上げることができました。多少歪みはあるものの、開け閉めになんら問題ありません!かなり良い出来なんじゃないでしょうか。この調子でもう片方をやってしまおうとした時にアクシデント!
なんとメインルームに直結するファスナーの長さを間違えていたのです。リュック自体を持っていったのに関わらず、まさかの手痛いミス。つーわけで、翌日にまたokadayaに行って購入。もう一方のファスナーは45センチで価格は285円。なので、両方合わせても500円以下ということですね
こちらも同じように苦戦しながらも何とか縫い付けることができました。こっちの方が何だか難しくて、合計4時間ほどかかってしまいましたけど。
ミシンのように均等に縫うことは出来ないにせよ、初めてにしてはかなり上手くいったと思います。
最後はオキシ漬けで汚れ落とし・除菌!
購入してから1度も洗ってなかったので、これを機会にしっかりと汚れを落としてなおかつ、オキシ漬けで抗菌しておきます。まずはウタマロとシリコンスポンジを使って、汗が1番染み付いているであろう背中部分を優しくこすっていきます。
▼過去記事
【コスパ】古着屋は宝の宝庫!シミや汚れで値段が下がったものはむしろチャンス!だってそれ簡単に落とせるからね!
隅々までしっかりウタマロで洗った後はオキシ漬け。浮いてきてしまうので、上から水を入れたバケツで押さえつけました。6時間みっちり漬けた結果
水が真っ黒になりました(笑)。いや〜ここまで汚いとは…
まとめ・感想
さすがに新品とまではいきませんが、ボディにも艶が戻ってかなりキレイに仕上がりました。ファスナーも特に外れたり絡まったりすることなく、普通にノンストレスで使用できています。それにしても20000円と言われたものが500円以下で修理できた自分を褒めてやりたい(笑)。本当に裁縫は小学校ぶりで、言うなれば30年ぶり(笑)。かなり自信もついたので、これからはまず自分で修理するようにします