所要時間はたったの10分!跳ねて壁に付着した油汚れを家にあるもので解決
大掃除の時期になってまいりました。掃除の総決算を1日で全てを行うのは確実に無理なので、
少しずつやっつけていきましょう!今回は、大掃除というよりもプチお掃除。
その場所は…
ガスレンジ周りの壁紙に飛び跳ねた油汚れ
いつかやろうと思っていたけど、結局ズルズルと数カ月間放置してしまいました。結果的に言うと、ものの数分で解決出来たので、面倒くさいと思わずに早くやっておけば良かったと思ったのが本音です。汚れを放置しても何も良いことがないのに…。
目次
汚れのチェック
まずは汚れの具合を見ていきましょう。ガスレンジの左横の壁に無数に飛び跳ねています。
この汚れは油汚れなので、性質的には【酸性】になります。
で、酸性の汚れに対して有効なのは逆の性質である【アルカリ性】になるわけです。
では、アルカリ性の洗剤って?てことになりますが、強アルカリ性でいえばオキシクリーンなどの塩素系漂白剤、
弱アルカリ性でいえば重曹やセスキ炭酸ソーダ
当然、クリンネスト1級の私はどれも常備しているわけですが(笑)、持っていないご家庭の方が多いですよね。
と、いうことで今回使うのは、大抵の家には置いてある「食器用洗剤」で攻略していきます
ちなみに食器用洗剤の性質は【中性】です。中性洗剤は日々使う洗剤に多く、界面活性剤の力で汚れを落としてくれる優れもの!アルカリ性と酸性のどちらの汚れに対しても効果を見込めるという点。
ただし、それぞれの頑固な汚れに対しては、対となる性質の洗剤を使うのがベターです!
道具
使用するのは
「食器用洗剤」
「古歯ブラシ」ブラシでもOK
「水拭き用布」
「乾拭き用布」
これだけです。これなら、今すぐにでも始められるのではないでしょうか。
掃除開始
掃除方法は至ってシンプル。濡らした歯ブラシに洗剤を少量つけて、汚れをこするだけ。小学生でも簡単に出来ちゃいますね。とりあえず、汚れに洗剤を染み込ませるために、塗布したら、1〜2分放置。
自分的にはこの放置が大事だと思っています。以前までは、すぐに効果が出ないとムカついていたのですが、勉強をしてわかったんです。
汚れには洗剤が浸透する時間が必要だということを!
よく考えれば当然ですよね〜。汚れをまずは中和させないといけないのですから。すぐに結果を求めるのはナンセンス。
2分後に、改めて濡らした歯ブラシでゴシゴシしていくと、あっという間に汚れがとれていくのです。こうなってくるとあとは同じ作業をするだけ。
水拭きしてしっかり洗剤を落とす
油汚れをしっかり除去した後は、洗剤を拭き取る作業です。これを怠ると余計なカビなどの余計な汚れを発生させる本末転倒なことが起きるのでしっかりやっていきましょう。まぁ、ただ濡らした布で拭くだけなんですけどね。
乾拭きして水分をとる
水拭きが終わったら、仕上げの乾拭き。これは先程行った水拭きの水分を出来る限り吸い取る作業です。これも怠るとカビの発生率を高めてしまうのでしっかりと行いましょう。
ちなみにこれを拭いている布は、カインズの使い捨てのマイクロファイバーを使用しています。タフな作りなので水で濡らしても破けることはありません。何度も繰り返し使えるので、コスパ的にも◎
拭き作業に超便利!
掃除終了
全ての施工が終わりました。無数に飛び散っていた油汚れでしたが、この広さであれば、10分もかからずにキレイに出来てしまうんですね。早くやっておけば良かった…。